くるくるおばあさんのお話し 第三話 (人生のステージが変わる時)

変わった人が近寄ってきて、びっくりしてしまい思わず避けてしまったような経験はありませんかっ?!でも、ちょっと待って、その方、もしかしたら何かを知らせにきてくれたのかもしれません。人をみかけで判断しちゃだめだと思いつつも・・・未知なる存在はやはり少し怖いですものね。でも、世の中の仕組みって、目で見えているものが本当に真実なのでしょうか?!実は、社会でどこにも属さない人って・・・守り神だったりして・・・。

 ねねの職業は、保育士である。

体調わるくなって、しばらくこどもたちと触れ合えていないが、今ごろどうしているかなあ~あの子たちと、ふと思ったりもする。

そう言えば、具合がわるくなる1週間前に、みょうなことがあったなあと・・・。

ねねの働く保育園は、公園の中にあり、自然に囲まれている。3月には桜が咲きはじめ、人々が足を止めては、色づく花々を携帯でパシャリと撮影している姿が、あちらこちらに見える。

わたしが担当しているクラスは、人がたくさんいる環境を苦手とする子が数人いて、そういう子ども達と相性がいいわたしは、そのクラスの補助として入ることが多かった。新年度というのもあり、他の園から保育のスペシャリストのまなか先生が、新しく新担任として移動してきた。

3月中旬のある日、まなか先生とこどもたちと、公園で散歩にお出かけした時に、みょうなことがあった。

みんなで、芝生の上で、縄跳びをしていたら、まなか先生が、わたしに見て見てと、相槌をしてきたのである。

「ねね先生!見てください~!!あれ~どうすればいいですかね~!!」

わなわな慌てている様子の、まなか先生の指をさす方向に目をやると、なんと、雲一つない晴天にもかかわらず、白髪のおばあさんが傘をさして、芝生の上をくるくる回転しながら、わたしたちの方に向かってきていたのである。そしてなぜか、傘に隠れておばあさんの顔は、どうしても見ることができない。

「まなか先生!今すぐ、公園の管理事務所に電話してください。現場を見てもらいもらいましょう!!」と、わたしはまなか先生にアドバイスを送った。

ところが、管理事務所のおじいさんは、自転車でのろりのろりと向こうの方からやってくる・・・。

あちゃー時間かかりそうだなあと思ったわたしたちは、顔を見合わせた。

そして、こどもたちの目の前に来て、ずっとくるくる回っているおばあさん・・・いったいどうしたもんか・・・。

「まなか先生?このおばあさまさあ。管理事務所のおじいさんが到着する前に、何か察して、たぶん、今から、離れていくと思う。こういう方って不思議なんだよね。顔を見えないけれど・・・何かを察する感覚はすごい。去ると思うんだよね、来る前に。」

そう直感で思たったわたしは、まなか先生にそう声をかけた。

すると、案の定、おばあさんは、くるくる回転しながら、どんどん、わたしたちから離れ、森林の方へと去っていくではないか・・・。

ほら、こういう人はするどいのよ。

だいぶ離れた時に、自転車のキィーっというブレーキの音がして、管理事務所のおじいさんが、

「どこですか?!」

と聞いてきた。

おそいのよ・・・ドラマでもよくあるよね、こういうシーン。もういないから・・・。あっちへおゆきになったからさ・・・。

わたしとまなか先生は、同時にあっちだと、森林の奥を指さした。

「追いかけて確認してみてください。!!」。

まなか先生が、頭をかかえるようにわたしに話す。

「なんか、奇妙じゃないですか?!なんか、いやな予感がします。」と。

その後、管理事務所のおじいさんが、おばあさんに話しかけても返答はなく、ずっとくるくる回りながら移動していったと言っていた。

 

それから数日後・・・・。

また、まなか先生とペアになり、公園に行くことになった。

今度は、以前の場所とはちょっと離れた、公園のはじっこ側で、園から近い場所の公園での遊びであった。

まなか先生が、大きな声で叫び始めた。

「ねね先生!!あれぇー!!」

指さす方向を見ると。

また、あのくるくるおばあさんが、今度は道路を横断しながら、わたしたちのいる公園に向かってきていたのである。もちろん、傘をさしながらね。

そして相変わらず顔はけっして見えない・・・。

その1週間後、わたしはすこぶる具合がわるくなって、保育園勤務が突然できなくなってしまったのである。

4月からは時間も延長して勤務して、お金をバッチリ稼ぐ契約もかわしていたにもかかわらずだ。ようするに、やる気まんまんだった。退職する予定などなかったのである。

この話を、健康サロンのさかいさんに話すと、こうアドバイスをしてくれた。

「そのおばあさん、気になるわねー。気になるわ、とっても。」

そして、宇宙と交信するポーズをとってから。

「あのね、以外にも、そのおばあさん。いやなものじゃないかも・・・。逆にずっとあなたのこと、そして子ども達を守っていたんじゃないかしら?新しい先生がきて、あなたの役割もおばあさんの役割も終わったのよ。ステージが変わったっていうこと。現に、あなたはもう、その場所に帰れなくなっているでしょ?」

わたしは、心の中で、思った。心底思うのであった・・・。あの・・・ステージの変わり方・・・もっと、ふつうに変わって頂けませんか????と。

強引なのよ。突然すぎるのよ。

「くるくるおばあさん」とか、登場しなくていいから!!

わたしも、具合が突然わるくなって行けなくなるんじゃなくて・・・なんか、次の仕事したくなったとかさあ、転職を考えたとかさあ、ふつうに。

やめる気ゼロだったんだから・・・。

ふつうの変化でお願いしますよ・・・。

つづく→ティンカーベルのお話し 第四話 その一 (スピリッチュアルの世界へようこそ)

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投稿者: ねね

ねね シンガーソングライター ちょっと人には言えない、そんなことって本当にあるのっ?! サイキックでスピリッチュアルな日々を、ブログにしました。

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