ツインソウル→ 一つの魂が二つに分裂して地球に転生したといわれている。お互い別々の人生を歩み、人生経験を積み、40歳前後で宇宙の力で引き寄せられ、出会う。(出会う確率は1/1000)目的は、魂を統合させ、与えられた使命を果たすこと。
ティンカーベルの方のご自宅の窓には、夜空が浮かんでいた。もうかれこれ、7時間はここにいる・・・。喉はからっからだが、それでも話はつきない。
「あの、実はわたしの体調不良のきっかけが、実は2年前にある人物と出会ってからで・・・。もう今じゃ手に負えないほど体調がおかしくなって、音楽もできなくなり、なぜか保育の職場にも行けなくなってしまったのです。あと、もともとあった不思議な出来事が活性化されてしまうし、何がなんだか・・・。」
わたしは、ある人物から音楽の技術を学ぶため、2年ほど前に、修行に行くことになった。しかし、出会った直後、おだやかな海にぷかぷか浮かんでいるような感覚になったのを思い出した。まるでお母さんの体内に戻ったような不思議な感覚。しかし、その直後から、身体の様子がおかしくなり・・・食事が食べれない・・・身体中に何かのエネルギーみたいなものが常に流れるようになって、どんどん痩せていった。
そして、その人物との会話は、なぜかテレパシーに近いものであった。わたしが心で思ったことに対して、その人物は、返事をしてくるというミラクル。わたしあの・・・声出してないですけど・・・みたいな。でも、なぜか、音楽への創作活動は盛んになり、曲が舞い降りてきては作るを繰り返すようになったのである。
その方の音楽の作業場には、「ふくろうの写真」が飾られていて、音響機器が連なっており、まるでガンダムの操縦室のようであった。
「ふくろうの方との出会いから、昔からあった、聞こえてくる音や声、頭に浮かぶ映像や怪奇現象がグレードアップして、身がもたないのです・・・。」
「離れて正解よ。!! そしてこれでいいの。今度は相手が学ぶ時期に入ったってこと。あなたが一歩リードして、波動が上がって相手が追いつけなくなった。あなたは自立と使命に進むの。相手があなたに追いつけるかどうかは、相手次第。でもいずれ、また人生でかかわりあう時が・・・くるかもね・・・。神のみぞ知るってやつよ。」
「はあ・・・。」
「相手の役割は、あなたを霊性開花させるための役割。ツインソウルよ。この出会いによって、本来のあなた自身が蘇るの。ようこそこちらの世界へってやつよ。これからが本番なの。スタートを切ったってことよ。」
要するに、サイキック同士の出会いで、出会った直後に、超能力エネルギーみたいなものを交換しあうようになる、魂の学びによって波動が上がり、霊性開花し、自分が何者をかを知っていく旅がはじまるのだ。
霊性開花→身体がライトボディー化し、霊能力が開花する。霊的覚醒ともいう。
その人物との出会いからのプロセスの辿り方は決まっているのだという。
出会い→テスト→サイレント→手放し・別離→再会→統合
わたしはこの道のりを、ぜんぶ綴り研究していたのである。ふつうの出来事じゃないからね。
わたしは、ティンカーベルの方に思わず・・・身を乗り出して大声で言ってしまった。
「わたしは、あくまでも音楽の技術を学ぶために、弟子入りの扉を叩いたんですよ・・・学びたいことがまだ、たくさんあって途中だった。保育園も辞める気はなかった・・・。見えない世界のことが知りたいわけじゃなかったんです。!! 正直、本当に頭が混乱しています・・・。」
「それだけね・・・、大きな役割があるのよ。あなたはね・・・そうね、ざっと見た感じ。単独の星でスターピープルね。仲間とは活動しないわ。スーパーガールみたいなもので、多くの人を救うためにいる存在。星の仕組みがわかったら、もっと生きやすくなるから。よければ学びにいらっしゃいよ。」
まあまあまあ、お茶でも飲んでと、ノンカフェかしら?ひまわり紅茶でいい?と言いながら、ティンカーベルの方は、台所へと席を立った。
わたしは、わけがわからくなってしまった・・・。
これからが本番って・・・いったい何をすればいいのっ????!!!!
あと・・・わたしの音楽は?!いったいなんだったの????。
霊能力って・・・そっちが開花してどうすんのよ。
音楽の技術開花させたかったのに!!!!
あと、・・・最後にある統合っていったいなにっ~~~!!?????